これまで原料屋は、原料メーカーに対して放射能検査をしてもらうようにお願いしてきましたが、残念ながら多くの原料メーカーが未だに対応していただいておりません。
また、原料となる野菜や動植物自体の放射線を検査していても、加工中の工場や倉庫で汚染される可能性もあります。
検査を行ってデータを出していただいている原料もありますが、ある時点でのたった1度だけのサンプル検査なので、現在のロットがどうなっているのかはわかりません。
そこで、原料屋ではより詳細な検査を行うことで、お客様に安心していただけるよう、2011年9月9日以降の全入荷原料に対して独自の放射能検査を行うことにいたしました。
これまでは原料入荷時に、ガイガーカウンターによる簡易検査を行っていました。
まず、入荷時にガイガーカウンターによりスクリーニング検査を行います。ガイガーカウンターでは細かな数値は分かりませんが、明らかな汚染があれば発見することができます。
α、γ、βの線種が0.01マイクロシーベルトまで識別できるドイツ製の線量計で、表面の放射線量を計測します。
次に、製造前に原料を開封しますが、食品専用の放射線検出器「ベクレルモニター」で細かく検査してから商品の製造に入ります。
この機械は厚生労働省医薬局の緊急時モニタリング指針で定められている第一次スクリーニングのモニタリングに適合している測定器になります。

手間と時間がかかる検査にはなりますが、国産原料、輸入原料を問わず、すべての原料を計測いたします。
原料の検査だけではありません。アルミ袋、瓶、キャップ、中栓といった商品容器に関しても、搬入時にすべて検査しています。
現在国が定めている安全基準は500ベクレル/kg以下となっています。しかし原料屋では、震災前の輸入食品の基準であった370ベクレル/kg以下を独自基準として設定しています。